博多高校へ進学する可能性のある中学生が知っておくべきこと
博多高校(福岡県福岡市東区水谷1丁目21−1)で教師が授業中に生徒から蹴られている動画がSNSで拡散されていた。複数の新聞やニュースサイトにも掲載されているので、是非見てほしい。
博多高校の普通科の偏差値は40未満で、社会問題にもなっている教育困難校のひとつだ。教育困難校(Fラン高校)の現状がわかりやすく見て取れる動画だった。
福岡市東区周辺に住んでいて、博多高校への進学を検討している中学3年生は一度見ておいた方が良い。
問題点は以下の5つだ。
1.授業中に先生の背中を蹴る生徒がいる
2.その様子を笑いながら見ている生徒がたくさんいる
3.その様子を撮影してSNSへあげている(撮影者も蹴られている教員を貶している)
4.学校側で問題の生徒を指導する(問題の生徒への処分は検討中)
5.警察に被害届は出さない
これからの学校側の対応によっては博多高校への進学を考え直したほうがいい。こんな教室で3年間授業を受けることになるからだ。
授業中にこんなことを行っている生徒がいたら一発退学でも不思議ではないし、これを放っておいたら博多高校で働く教師の質にも影響してしまう。
一点だけよかった点があるとすれば「背中を蹴られても手を上げなかった先生の対応」だ。こんな状況でも生徒に手を上げれば問題になってしまうので、よく耐えたと思う。
できれば、学校側には被害届を出してほしい。23歳の新任教師が『大丈夫』と言ってもだ。被害届を出すことで、これから教員になろうとしている人達を守る前例になれる。
生徒に人権があるように、教員にだって人権はある。問題行動があるならしっかりと教育してあげないといけないし、「人を蹴り飛ばしてもいい」という認識のまま大人にしてはいけない。
追記:該当の生徒は自主退学したようです。学校側も被害届を提出されたそうでよかった。やはり限度を超えていますもんね。